薬剤師が転職するとき、最も注意するべきポイントは職場環境です。
薬局はどんなに大手の調剤薬局でも、現場で働く人数は限られており、職場環境は非常に重要ですよね。

今回は薬剤師が職場を選ぶときに注意するべきポイントについてまとめました。
あなたが、実際に薬剤師として転職を考えているなら、参考にしてください。

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薬剤師が職場を選ぶときに確認するべきポイント

薬剤師として転職をするなら、職場の以下のポイントに注意しましょう

・雇用形態
・給与
・薬局の特徴
・薬局の規模感
・生活環境

これらのポイントについて解説していきます。

職場の雇用形態をチェック

一つ目にチェックするポイントは職場の雇用形態です。

面接の際にはできるだけ雇用形態の詳細を聞いておきましょう。

・いざ入ってみたら一人薬剤師だった
・昼休みには老人ホーム用の一包化をして午後にもっていくので昼飯がとれない
・19時以降も残業が多い

などなど、就職してから分かると、かなり大変ですよね。

特に都会から地方に移ってきて、いきなり一人薬剤師を任されると、患者さんへの服薬指導が十分にできなくなるケースもあります。

転職を考えるなら、薬剤師としての働き方をチェックしましょう。

職場の給与をチェック

二つ目は給与面について。

職場によっては、薬局長が給与を事前に公開しないケースもあるため注意が必要です。

給与が発生する条件についてもチェックしましょう。
何時間働く必要があり、何時間の残業が課されているかについても注意です。

高給・高収入をアピールしていても、実際には昇給がしにくかったり、残業代込みの給与だったりと、思わぬ落とし穴があるようです。

また、交通費や住居手当なども支払われるかは職場によって異なるため、しっかりと職場の状況を確認しておきましょう。

薬局の特徴をチェック

三つ目のチェックポイントとしては、薬局の特徴です。
薬局は門前薬局なのか、駅前の薬局なのか、大学病院の目の前の薬局なのかによって全く働く環境が異なります。

門前薬局なら地域密着で慢性疾患、生活習慣病に関する薬が多く、高血圧や糖尿病、脂質異常症について指導する機会が増えるでしょう。

駅前の薬局であれば、会社員などが空き時間で寄ることが多く、風邪薬や胃薬、睡眠薬などを処方するケースが増えそうです。

大学病院の目の前の薬局なら、抗がん剤や希少疾患に対する治療薬を扱いながら、最先端の知識を勉強する必要があります。

このように、薬局の形態によって職場が大きく変わりますのでしっかりとチェックしておきましょう。

職場の規模をチェック

四つ目のポイントは薬局の規模についてです。

職場で働く人が何人で、薬剤師の人数、スタッフ・事務の人数などは職場環境に大きく影響します。
また、薬局長の年齢や人柄、先輩薬剤師の年齢など、職場に影響を与えやすいですよね。

面接や見学の時に全ては分からないかもしれませんが、できるだけ質問や観察をして、職場の規模や雰囲気をチェックしましょう。

職場周辺の生活環境をチェック

最後のポイントは職場周辺の生活環境についてです。
パソコンで調べただけでは分からない情報も多く、面接や自分で現地を観察しに行くことが大切です。

想像よりも僻地だったり、最寄駅から遠かったり、近くに食堂やごはん屋さんがないなど、生活をする上で不便な点がないかを確認しましょう。

また、最寄り駅までのアクセス方法や乗換の多さなども忘れずに。
薬局には毎日通勤することになるため、自分が実際に働く状況を想像しておきましょう。

まとめ

今回は薬剤師が転職を考えるときに確認しておくべきポイントを紹介しました。
自分の転職の理想を思い描くだけでなく、実際に働いた時の条件をしっかり確認しておきましょう。

・雇用形態
・給与
・薬局の形態
・薬局の規模感
・生活環境

上記の5点から、あなたの薬剤師キャリアを設計してみてください。